2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ITコストではなくIT投資と呼ぼう

一方、IT投資の売り上げに占める割合は、日本(1%)、アジア(3%)、北米(4.3%)、欧州(3%)と日本が世界で最も低く、アジアと欧州とは約3倍、米国とは約4倍の開きがあります(日本ユーザー協会)。 単純に計算すると、米国は、売り上げに対して4%…

奈落の底に落ちる?日本経済(2)

底割れしそうな日本経済 「奈落の底に落ちる?日本経済」が現実化しそうな気配がでてきました。「L字型を示唆する消費税増税後の回復過程」とか「景気はL字に、民需総崩れ」とか景気の回復が進まないだろうという予想は既にでていますが、消費などはさらに…

オブジェクト指向とオブジェクト嗜好

趣味と化したオブジェクト指向 プログラムがまだ不慣れな人が「プログラムちょっとわかるようになったけど、まだぜんぜんオブジェクト指向とかできてません」のように言ったり、ちょっと慣れた人が「このソース、ぜんぜんだめ。オブジェクト指向ができてない…

暑い夏こそホットドリンクを売るべき?

長期停滞が疑問に思えるのは、「投資は金利に従ってなされる」、「金利は低いのに投資がなされないのはなぜか」というパラダイムによるものだ。筆者は、「設備投資は金利より需要リスクに強く影響される」という考え方なので、ある意味、疑問が生じない。本…

奈落の底に落ちる?日本経済

消費税増税の悪影響は、予想していた以上のものになりそうです。 改善の兆しが見られない消費の減少 「やはり消費を激減させていた消費税増税」とか、消費の減少を取り上げているものはいくつかありますが、この消費の減少に改善の兆しが見られません。わず…

リカードの比較生産費説の基本的な欠点

リカードの比較生産費説では、各々の国が比較優位産業に特化することで全体としては生産量が増えるので、それを貿易することにより、双方の国がメリットを得ることができると考えます。その比較生産費説について、「国内における分業を無視している」とか、…