ソフトウェア工学の停滞

ここ10年くらいソフトウェア工学って本質的に進歩していないのではないかというそこはかとない疑問がある」と書かれているエントリがあるが、ソフトウェア工学って、大きなアイデアは初期の頃に出尽くしているかのように見える。オブジェクト指向にしても、Smalltalkの登場から四半世紀経っているし、Simulaからだと40年近く経っている。
大きなアイデアが出尽くしたか否かはともかく、大きなアイデアのほとんどが70年代半ばぐらいまでには出ていることは、誰にも否定できないだろう。