ソフトウェア開発の悲惨な現状

使いたい無料の有用ツールが使えないという不合理

ぜひ使ってみたい,不満だらけの逸品を」という記事の利用しているツールの総合満足度ランキングで、Subversionが総合満足度77.5で5位になっていた。さらに、今後使ってみたいツール・ランキングでは、回答率42.7%で2位になっていた。でも、これってかなりおかしい。なぜなら、Subversionは、オープンソースのソフトで、実質タダで使用することができる。本来、使ってみたいのならば、使ってみればいいはずである。つまり、Subversionほどのメジャーな有用ツールが、IT技術者の半分近くにとって、使えないという状態におかれているということになる。IT技術者の半分近くは、生産性を語る以前の状態におかれているということになる。