ファイル名に関する誤解

何故拡張子が四桁のファイルが存在するんですか』というエントリーを見つけたのだが、誤解があるようです。

「ファイル名が同じでも拡張子がjpegとjpgで違うファイル扱いになるのは納得いかねぇよ」とありますが、ファイル名が同じというのが誤解です。現在のほぼ全てのOSにおいて、「.」の前後全てを含めてファイル名です。aaa.jpgとaaa.jpegはファイル名が異なりますから別のファイルであることは当然です(同一のファイルに複数のファイル名を付けるといったマニアックなことはここでは除外します)。

「.」の後ろに拡張子を付けるというのは、Windowsの前のMS-DOS、その前のCP/Mから継承したものに過ぎません。

基となるファイルのファイル名に「.」と識別するsuffixを付けて、新たなファイルのファイル名とする慣習は、UNIXでもあったので、これらかも影響を受けていると思います。

Mac OSについても、DarwinというUNIX系OSの流れをくんでいます。Androidは、UNIX系OSLinuxの一種となります。