2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧
一般消費者 >一般消費者は○○と感じているようだ「一般消費者」とか「一般市民」とか「国民」とは、 「記者本人」のことを表すマスコミ用語みたいですよ。 医療ミス この際「医療ミス」というのは「過失が認められなかったが責任を転嫁しようと意図してメデ…
EichengreenやBernankeが明らかにしたように、金本位制による信用収縮の連鎖が大恐慌の大きな要因であり、日本の昭和恐慌の引き金も1930年に行われた金解禁だった。だから、こういう「大恐慌の再来」論は、ほとんどの専門家が否定している。大恐慌の教訓に学…
この議員がなぜ経済財政担当大臣なのか、理由が全く分からない。イマドキ均衡財政主義なんてはやらないよ。そんなことよりも政府の責任は国民に豊かな生活を約束することであって、一国の経済の一部門に過ぎない政府の財政の均衡なんて遥かに重要度は低い。…
何を言いたいのか。つまり、一時的な財政悪化にはしばらく目をつぶり、とっとと大規模な赤字国債を発行して減税を行い、日銀がその国債を全部引き受けるべきなのだ。また、円売り・ドル買い介入も効果的だろう。ミクロな問題、特に所得分配の問題はその後に…
「GM倒産から発生する悪夢」にトラックバックをいただいた。 その部品や車が本当に必要なものであれば、体力の残った企業がそれなりの価格で買収すればよいだけでは? 残念ながら、それではうまくいかない。個々の完成車メーカにとって必要なのは、自分たち…
GMが倒産すれば、トヨタやニッサン、ホンダなどが売り上げを伸ばす。そう思っている人々は多いようだ。だが、実際には全く逆に、工場のラインの一部が止まるおそれが高い。それどころか、アメリカに進出している日本企業の工場を含め、アメリカの自動車産業…
「喫煙者よ、あなたは少し想像力が足りなさすぎる」というエントリを読んだ。全ての喫煙者がそうとは言わないが、想像力が足りなさすぎる喫煙者がいるのは確かである。火のついたタバコを手にして歩いている喫煙者を見ることがまれにある。火のついたタバコ…
「不況は創造的破壊のチャンスだ」というエントリを読んで、結果を見て、都合のいい例だけ取り上げればほとんど何でも言える、と感じた。 マルクスやシュンペーターが論じたように、創造的破壊こそ資本主義の本質的なメカニズムである。うまく行っているとき…
「1年間1.2億円」で見積もったプロジェクトがあったとしよう。 下記筋書きのどちらが嬉しい? 開始後一ヶ月で中止に追い込まれ、お客さんからは月割りで1000万円だけしか回収できなかった。ただし、デスマーチにはならなかった。チームは次の仕事に向けて鋭…
大規模Agile全体での成功率...78% 開発チームが一カ所に集まっている場合の成功率...83% 開発チームが近距離分散している場合の成功率...72% 開発チームが遠距離分散している場合の成功率...60% という統計が出ている。 この数字をみて「失敗率が20%以上もあ…
これはケインズのいう「乗数効果」だが、明らかに経済学の一般論(A)と矛盾する。これをどう解決するかが難問で、「新古典派総合」では、新古典派理論(A)は完全雇用の場合で、不完全雇用の場合はケインズ理論(B')が成り立つと教える。しかし不完全雇用(不均…
「Googleアカウントを削除するとマイマップやカレンダーを削除できなくなる」そうだ。「Google and Me ブログ」というブログで批判されているように、Googleでは、「公開」が基本 であり、アカウントを削除しても、そのアカウントで作成したものは、「公開」…
「たらい回し」と書くな。全く、そのとおりだと思う。 なぜ「たらい回し」と書いてはいけないか?それは、リソース不足に起因する問題を、さも現場の怠慢が原因であるかのように誤認させるからである。同様の理由で、「拒否」と書くのも望ましくない。「受け…