日立システムアンドサービスの情報セキュリティブログに「旬のキーワード解説」というのがある。そこで、「バックドア」をいささか狭く説明してしまっている。
クラッカーにより侵入を受けたサーバーに設けられた、不正侵入を行なうための「裏口」のこと。
また、ウイルスが感染する際に、外部からの操作を受け入れるための窓口としてバックドアを設置する場合もある。
正規のアプリケーション・プログラムやOSにバックドアがある場合もある。悪意によりバックドアが設置されたケースだけでなく、デバッグ用に設けたバックドアが誤って製品に紛れ込んだようなケースもある。
セキュリティという観点からすると、「バックドア」を狭く説明するのは危険だろう。