3・11以前と変わらない原子力ムラ

国内で唯一運転している福井県大飯原子力発電所を巡り、「破砕帯」と呼ばれる断層の調査をしている関西電力は、「『活断層ではない』という評価を覆すデータはない」という中間報告を、31日にも国に提出する方針を固めました。

こういう調査は、「最低でも中立的な第三者にやらせないとダメ」というのは常識だと思っていたが……。故意ではなくても、無意識的に都合のいい結果を出すというのはよくあることで、当事者である関西電力の調査では、しないよりマシ程度の信頼性しかない。