「郵政民営化法案反対」は「郵政民営化反対」ではない

参議院で否決された郵政民営化法案は、郵政民営化のための法案のひとつに過ぎない。法案に反対することは、必ずしも郵政民営化に反対することではない。
多くの第三セクタの失敗が示しているように中途半端に民営化すれば今以上に悪くなることは十分ありえる。だから、民営化には賛成だが法案には反対という人がいてもおかしくない。

郵政民営化法案反対」と「郵政民営化反対」との区別の問題を取り上げているのが少ないのは情けない。他にもあるのかも知れないが、見つけたのはまだ一つだけである。