ソフトウェア開発それだけでは評価はできない

8日のエントリのコメントに「再利用について論じるのは開発時についてのこと」という言葉がでてくるが、ソフトウェア開発だけを取り出しての評価はできない。ビジネスにおけるソフトウェア開発は手段に過ぎず、ソフトウェア開発の目的をいかに効率的に達成したかということで評価される。

ソフトウェア開発だけを取り出して評価しても意味は無い。ソフトウェア開発自体は、TOCでいうところのスループットを生み出さず、在庫を増やすだけにすぎない。全く売れない、全く役に立たないソフトウェアを開発するぐらいなら、開発しない方がまだマシである。ソフトウェアを開発することにより何をしようとしているか、何をしたということが評価の対象となるのであって、ソフトウェアを開発すること自体は、少なくともビジネスとしては評価のしようが無い。