縁起が悪い大納会の最高値

残念ながら縁起が悪い大納会の最高値

2012年の大納会となった28日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸。終値は前日比72円20銭(0.70%)高の1万0395円18銭で、連日で年初来高値を更新した。

昨日(12/28)の東証大納会は、今年の最高値を更新して引けましたが、いやな予感がします。

大納会に年初来高値を付けたのは1999年以来、13年ぶりとなる。

1999年の翌年の2000年は下げていますし、さらにその前に大納会に最高値をつけたのは1989年でした。この1989年の大納会の最高値が史上最高値でそれを未だに更新できていないのです。

相場心理からも不安な大納会の最高値

休みに入るわけですから、利益確保のための売りで下がって不思議はありません。それなのに最高値を更新したということは、相場が強気に傾きすぎている可能性があります。強気に傾きすぎている相場は、ちょっとしたことで逆に弱気に反転します。