日本の「財政再建」は世界の迷惑

ルー米財務長官は21日、20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議の閉幕後の記者会見で、日本とユーロ圏の最近の成長鈍化について「期待外れとなった」と表明した。

日本については、消費税増税後に個人消費と投資が落ち込み「経済活動の縮小による困難に直面している」と語った。

諸外国から見れば、日本の財政よりも日本経済が健全で、輸入等が多いことの方がはるかに重要です。

麻生太郎財務相はG20各国に対し、消費税率10%への引き上げは「経済状況を総合的に考えて年内に判断する」と表明。財政再建に向けた取り組みを着実に進めると約束した。

財政再建」と言いながら、経済が悪化して財政が悪化するよりは、経済再建を優先させて、その後に財政を再建させる方が、諸外国にとっては望ましいです。