有用な「新古典派ミクロ経済学」なんて存在するの?

有用な「新古典派マクロ経済学」なんて存在するの?”というエントリがありますが、私は、“有用な「新古典派ミクロ経済学」なんて存在するの?”と言いたいです。「世界は「売れ残り」で満ちている」といった具合に現実の経済は、経済学でいうところの均衡モデルと全く違っています。経済学の教科書の最初の方に出てくる供給曲線なんて現実の経済ではまず成り立ちません。こんなに現実の経済とかけ離れているミクロ経済学が教えられていることは、天動説が教えられているようなものです。均衡モデルは、天文学における天動説と同じ扱いになるべきものです。