作り変えられていく歴史(3)

PC-9801の発売は1982年だし、Macintoshの登場は1984年だし、IBM-PCは1981年。これらのアプリケーションの開発はやっぱ当時アセンブラが主流だったと思うよ。Macintoshの場合Pascalの純正開発ツールがあったかな。「一太郎」の前に日本語ワープロソフトとして一世風靡した「松」とかアセンブラで書かれていたし。

パソコンはそうかもしれませんが……。

昭和44年度(1969年度)に実施された情報処理技術者認定試験(情報処理技術者試験の前身)では、対象とするプログラム言語は、「FORTRAN、ALGOL、COBOL、PL/I、アセンブラ言語のうちから一言語を選択」となっていました。この時点で既に高級言語によるプログラミングは普通のものと見なされていたわけです。また、第一種情報処理技術者試験では、「昭和52年からは、アセンブラ言語は必須とし、FORTRAN、COBOL、PL/Iのうちから一言語を選択」となりました。1977年の時点で、シニアプログラマーにとっては、高級言語は必須と見なされていたということになります。