冥王星が惑星から除外されるというのが、話題になっている。
- http://slashdot.jp/science/06/08/24/1415236.shtml
- http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50608236.html
- http://njb.virtualave.net/nmain0212.html
惑星の定義が変われば、冥王星が惑星でなくなるのは仕方ない。もちろん、惑星の定義が妥当か否かというのは充分議論の余地がある。冥王星が惑星であるという事実が、惑星とは何かという理論(定義)に依存していたということを示すものとして、今回の決定は興味深い。
感情的な批判はあるにせよ、惑星の定義に依存して、冥王星が惑星であるか否かが決まってしまうのは仕方ない。それを批判すると、地球が惑星であることを否定することすらできてしまう。天動説において天球の動きに逆行することのある天体が「惑星」だったのだから、地球は惑星ではなかった。
そもそも多数決で決めるようなことかしらん。
絶対的に正しい定義というのはまず存在しないから、ほとんどの定義なんて実質的に多数決で決まっているのものでは……。