2010-06-27 賃金を下げても雇用が回復するとはかぎらない 経済 経済学 価格理論によれば、リストラで労働が超過供給になると、その価格(賃金)が下がって需要が増え、均衡は回復されるはずだ。 いや、農作物の豊作貧乏のように価格が事実上ゼロでも需要を供給が上回るケースは理論的にありえる。そのような場合は、雇用はほとんど回復しない。私は従来のミクロ経済学には批判的だが、従来のミクロ経済学でも賃金を下げても雇用がほとんど回復しないケースは想定できる。