「財政再建」という財政悪化への道

経済の点から見ると、最も総理になってほしくない人が総理になりそうです。株式市場には警戒感がでているようです。

8月29日(ブルームバーグ):小幅高で推移していた日本株相場は急速に上げ幅を縮小、TOPIXは一時下落に転じた。民主党の代表選で野田佳彦財務相が新代表に選出され、増税による景気への影響が警戒されている。午後2時46分現在、日経平均株価は前日比31円26銭(0.4%)高の8829円4銭、TOPIXは同0.46ポイント(0.1%)高の756.53。

普通こう言う時ってご祝儀的に株価とか上がるのだが、この手の商売連中は、野田が今後行うであろう凶行を思っての行動なのか、結果的に株価が下がるってことの結果を、野田めなあんちくしょうは、もう少し考えてから、まともな政治をしてほしい所である。

期待より警戒感の方が強いということでは……。いっそ、暴落して不信任を突きつけた方が日本経済にとってはいいかもしれません。

考えるべきことを考えてやってくれるならば、いいんですけど、いきなり「増税だ」とかやりそうなので、ホント怖いんですわ。 「97年ショック」の悲劇を繰り返すのは、勘弁してくれ。

97年の二の舞になるリスクは高いです。こんなことを言っている人ですし。

国と地方合わせて900兆円に迫る借金。「日本はある意味で、国家的な大がかりな詐欺をやってきたのではないか」。野田佳彦財務相は5日の参院決算委員会で財政の危機的状況をこう表現し、再建の必要性を訴えた。

財務省の「財政危機」という国家的詐欺に騙されている人なので、国民を増税発、景気悪化経由、財政悪化行きの列車に乗せてしまうリスクは高いです。国債発行の上限はインフレをどれだけ許容できるかで決まりますから、デフレの今は財政再建など二の次にすべきなのですが。