大人のお絵かき

JavaBlackさんの「モデリングと設計の違い」で紹介されていた。

こうやって考えると、ソフトウェア「設計」と呼ばれている工程は、実はモデリングであることが大半なんじゃないかな。だってそのままじゃ作れないんだもん。「これだけの情報があれば作れる」というのは、ソースコード並に詳細記述した詳細設計書に相当するのだろうけれど、そんなものを書いて検証する元気があるなら、ソースコードを直接書くほうが建設的な仕事ができるはずだ

実は、10年以上前に「工学的な設計基準を本当に満足しているソフトウェア・ドキュメントというものは、ソースコード・リスティングだけである」ことが喝破されている。
個人的には、「モデリング」という言葉よりも、「お絵かき」という日本語の方が実態に近いのではないかと思える。本人たちは大真面目でも、傍から見るとお遊びにしか見えない。そういう点で「お絵かき」という言葉がぴったりくるケースが多いように思う。