ユニットテストに見る日本のソフトウェア開発の問題点

色んな所で「テスト(ここではユニットテスト)を書かないのは小学生までだよねー」とか、もっと汚い言葉で言われたりするけど、いまだにうちのチームでは自分だけしか書かない現状が悩ましい。

Jenkinsさんが激おこになっても誰も何も反応しない。

でもそれ以外にも,日本のSIビジネス的な病巣が見え隠れするのがユニットテスト問題.

そもそも、責任分担とかを考えたら、ユニットテストを書かない、書かせないという解は出てこないように思います。例外があるとすれば、古く、ユニットテストを書けないような汚いプログラムの保守の場合でしょうか。

日本のソフトウェア開発の問題の主な原因は発注側にある

日本のソフトウェア開発の問題の主な原因は発注側にあると思っています。ユニットテストという概念を知っていて、xUnit等のテスティングフレームワークの存在を知っていれば、ユニットテストを書くよう契約等で強制するのが普通でしょう。発注側が不勉強で、人月単価くらいしか比較できないから、低レベルの開発組織の方が選択される。そのため、日本のソフトウェア開発はほとんど進歩しない。というように感じています。