第三のプログラミング言語

昨日のエントリで取り上げた富士通のソフトが、“設計書からコードを自動生成できるという基幹システム開発支援ソフト、「プログラマーが不要」に?”と話題になっていました。その中に以下のようなコメントがありました。

これって、同じ設計書から全く同じ動きのCOBOLプログラムとJavaプログラムが出来上がるんだろうか?実は本当に富士通が開発したのはJavaによるCOBOLインタプリタだったりして。

おそらく、同じ設計書から同じ動きのCOBOLプログラムとJavaプログラムはできないと思います。COBOLJavaでは、配列の添字が1から始まるか0から始まるかなど、色々な違いがあります。そういった部分でCOBOLにもJavaにも依存しない設計書は作れないことはありませんが、それは、第三のプログラミング言語を設計し、そのプログラミング言語でプログラミングすることを意味します。新しいプログラミング言語を覚えるのは、それなりの手間がかかります。おそらく、大部分のユーザーにとって割に合わないでしょう。