止まっている時計も一日に二度正しい時刻を指す

全てが間違っているということはありえない。

どんな壊れた時計でも一日に2回は正しい時刻を示す。

マーク・トウェインの名言』らしいです。アナログ型の普通の12時間単位の時計は、止まっていても、一日に二度正しい時刻を指します。

当たり前のことですが、意外と忘れられています。偶然、正しい、ということが起こります。結果が正しいということは、論理等が正しいということを示してはいません。都合の良い結果だけを取り出すなら、止まっている時計を正しく動いているかのように主張することすら可能です。

医薬品には、二重盲検法というのがあります。そこまで厳密でなくとも、正しい評価を得たいなら、都合の良い結果だけを取り出すことの無いような手法を用いる必要があります。