緊縮脳は化石脳

緊縮とか財政均衡とかを唱えている人々は、経済理解が大昔の段階で止まっている人々です。現在の日本が主権通貨国であることに対応できていません。化石のような脳ミソ、化石脳の持ち主と言っていいでしょう。

主権通貨国はいくらでも通貨を発行可能

日本のような、MMT(Modern Monetary Theory)がいうところの主権通貨国は、理屈上、いくらでも通貨を発行可能です。緊縮とか財政均衡とかを考える必要はありません。

荻原重秀は、元禄の改鋳を行い、一両小判中の金含有量を下げました。小判の価値は、金含有量で決まるものではないと認識していたからです。緊縮を唱える人々は、三百年以上前で思考が止まっているのでしょう。昔は暖房や炊事に薪や炭を使っていたので、現在も変わらず薪や炭を使えと主張するのでしょう。

緊縮や財政均衡は政府には不要

緊縮や財政均衡は、現在の日本政府には不要です。お金の不足には、赤字国債を発行して、日銀に買い取らせれば足ります。赤字国債を発行し過ぎれば、インフレ率が上昇するリスクはあります。逆に言えば、インフレ率が許容できる限り、赤字国債の上限はありません。